WEBマガジン「旅色」の「あの人の旅カルチャー」コーナーを担当しています。2020年4月号は、映画『高津川』で、島根の高津川流域に生きる、強く優しい女性を体現している戸田菜穂さんにインタビューしました。

“旅先ではその土地の息遣いを感じて住んでいる人みたいに過ごしたい”
映画『高津川』の舞台は島根県益田市。人口流出の問題や、文化や技術の存続・伝承の危機といった、地方の現実の中で懸命に生きる人々を描いたヒューマンドラマです。広島から移り住んだ人も多い土地だそうで、広島出身の戸田さんは、ほぼ広島弁でいいと言われていました。それでも自主的に地元のエキストラの方たちにアドバイスを受けていたそうで、その温かさに触れ、忘れられない撮影になったと語ってくれました。
旅行へ行くと、そこに住んでいる人のように振舞いたくなるという戸田さん。その地の息遣いやいろんな息吹を感じるために、商店街に行ってみたり、勇気を出して地元の方が多いお店に入ってみたりするそうです。見かけによらずアクティブな方なんですね。
インタビューでは戸田さんが旅に出たくなった映画についても語ってくれています。
戸田菜穂(とだ・なほ)●1974年3月13日生まれ、広島県出身。第15回ホリプロタレントスカウトキャラバングランプリを受賞しデビュー。1993年にNHK連続テレビ小説「ええにょぼ」で主演を務め、以降テレビや映画などで活躍。近年の主な出演作として、テレビドラマではNHK大河ドラマ「西郷どん」(2018年)、「アンナチュラル」(TBS/2018年)、「高嶺の花」(日本テレビ/2018年)、「不惑のスクラム」(NHK/2018年・2019年)、映画では「ラスト・プリンセス 大韓帝国最後の皇女」(2017年)や「旅猫リポート」(2018年)、「記憶屋 あなたを忘れない」(2020年)などがある。
●Book & Movieコーナー
テーマに沿って本と映画の“目利き”が作品をセレクトするBook & Movieのコーナー。今月のテーマは「春」。本の選者は代官山 蔦屋書店の間室道子さん。注目は京都をテーマに活動続ける写真家・水野克比古、水野秀比古による桜の写真集『SAKURA The Japanese Soul Flower』。今年は新コロナウィルスの影響でお花見も自粛ムード。この本で癒されてみてはいかがでしょう。
一方、映画の目利き・映画ソムリエの東 紗友美さんは、新海誠監督の『秒速5センチメートル』をピック。新海監督の美学の原点と言われる作品です。ちなみに“秒速5センチメートル”は、桜の花びらが舞い落ちるスピードと言われています。
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